- 社会に評価されるヘア業界になるために
「技術者」と「経営者」の役割を明確にする
お店を開けていて、入って来てくれたお客様から、その都度お金を貰い
サロンを切り盛りしていく。あるいは生活していく。
この「売り方」はずいぶん昔から、なじみの深い商売の常識でした。
しかしよく考えてみてください。
お客様が入ってきてくれなかったら、どうなるんでしょう?
店舗家賃も、経費も、スタッフの給料が支払えないだけでなく、はてはオーナー自身の生活費もままならないわけです。
現実にその状況に陥っているサロンはたくさんあります。
そういう危ないところが潰れていけば、自店のサロンに地域の消費者が一極集中で集まる。とお思いになるかも知れませんが、そんなに単純ではありません。
これから先、サロンの数は当分減ることはないでしょう。
潰れた数だけ、新規出店がその足りない穴を埋めていくからです。
今までの売り方を180度変えない限り、ここから先は消耗戦になるでしょう。
そして力を使い果たした者が、この業界から去っていく。
考えてみれば、「いつ来るか?わからない客を待っていて、その方からお金をやっと頂戴できる。」商売は、まるで溶け始めた氷の上を歩いているように危ないとは思いませんか?
この営業スタイルでは、「日雇い労働」となんら変わりがありません。
いや、日雇いの方がまだ「出れば出た分お金になる」からマシでしょう。
この点を大きく解決できる答えを見つけないと、現状各サロンが抱える問題を全てクリアにはできないでしょう。
では、どうすればいいのか?
1、 お客様からはあらかじめ一年間の来店ご予約を頂く。
2、 来店ご予約を頂いた時点で、お客様から一年間分の代金を頂戴する
3、 全てが来店ご予約の営業だから、スタッフの非生産時間をなくし
「稼動客単価」が飛躍的に伸びる
4、「稼動客単価」が伸びるから、サロン売上、経常収支が大幅に伸びる
5、 経常収支が伸びれば、スタッフの雇用環境を大幅に改善でき、
経営者の年収も一般社会以上に確保できる。
上記のハードルをすべてクリアした仕組みを「計画生産経営」といいます。その仕組みを具現化したものが「RIBI/LUB」です。
現在のヘア産業の売り方では、「もったいないからヘアサロンに行くのはもっと先に延ばそう。」という消費者をどんどん増殖させているのです。
計画生産経営はそうではありません。
お客様からはあらかじめ一年間分のサロン利用料を頂戴しますから、
「もったいないからヘアサロンにどんどん行かなきゃ!」という思考に180度チェンジされます。
だから空きの予約時間帯をどんどん埋めていってくれます。
サロン経営者はこの時点で一年間の売上と、収益を確実に予測できるだけでなく、手元に確保できるわけですから、やっと枕を高くして眠ることができます。
そして心にゆとりが生まれ、初めてお客様に本当の豊かさと癒しを提供できるのです。
そしてスタッフの雇用環境を改善し「終身雇用型」で豊かな人生を保証することが可能になります。
金策に四苦八苦しているのに、人様を「心から美しく」「くつろぎの癒し」「健康と若さ」など提供できるわけがありません。
スタッフの幸せを考えているなんて、心底からできません。
人間はそんなに器用ではありませんからね。
計画生産経営を取り入れたことにより、サロンの経営者が実際に体験したエピソードをご紹介しましょう。
店内をリニューアルするために、銀行へ融資交渉に出かけた時のことです。
融資担当 「美容室さんですね・・・・。うーん・・・。
とりあえず経営計画書を見せていただけますか?」
経営者 「一応こうなっています。」
融資担当 「一年間の計画ですね。でもこれは見込みですよね?」
経営者 「いえいえ!もう確定している数字です。」
融資担当 「はっ?確定とは?」
経営者 「お客様からは一年間分をご予約頂いて、その利用料も頂いているんです。
だから確定の数字ですよ!」
融資担当 「えーっ?そうなんですか・・・・!」
美容室がバタバタ潰れている時代です。お金を貸す銀行の心証が良いわけがありません。
残念ながら皆さんの業界は、銀行が融資を渋るリストのワースト10に入っているくらいですから。
この経営者の方が持ち込んだ融資相談も、担当者は当然いい対応ではなかったようです。
ところが一年先までの経営計画が「確定」であるという事実に、腰を抜かすほどの度肝を抜かれたのでしょう。
この「計画生産経営」は、消費者にまったく新しいサロンの使い方の生活習慣を根付かせるものであるため、今までと変わらない売り方を続けるヘアサロンとの競争ではありません。
既存で四苦八苦しているヘアサロンが、「計画生産経営」に売り方を変えることで、もちろん飛躍的な収益UPを達成することも可能です。
まったく新しい売り方で、時代の流れに載せていく。
頭の切り替えができる経営者であれば、システムで動く「計画生産経営」は実にラクで楽しいものに違いありません。
そしてヘア業界の主流を担い、この産業が抱えるたくさんの「負」の課題を解決する救世主となることを確信しています。
戦後から飛躍的な成長を遂げてきたこの国の全ての仕組みが崩壊し、これからの時代に通用する、新しい秩序と方法が創られていくことが急務です。
ヘア産業も例外ではありません。
今まで自分が手にしてきた成功体験を、一度ゼロに戻し新しい息吹を吸収できる経営者がこの先の勝者となります。
そしてなによりも「後に続く後輩たち」のために。どれだけすばらしい業界を再生することができるか?
広く一般社会は皆さんの業界を観察しています。
今起きている「業界の衰退」は、消費者の「無言の不買運動」です。
消費者の求めているニーズにマッチした売り方を提供することができなければ、今後もこの「不買運動」は続くでしょう。
繰り返しますが、一にも二にも社会に評価される業界になるには、個々のサロン経営者の意識改革が必要です。
1、当てにならない売り方から計画生産経営へシフトをはじめること。
2、スタッフの雇用環境を社会一般水準に引き上げること。
3、「技術者の職域」はその商品力を磨き続けることに専念すること。
4、「経営者」は「技術者の職域」を守り、企業体として労働者の社会保障を行うこと。
5、時代に合った消費ニーズを提供すること。





















































